【ジャカルタ】PT Bank Sinarmas Tbk (BSIM)のシャリーア事業ユニットはPT Bank Nano Syariah (BNS)と言う新シャリーア公設銀行を設立することによってスピンオフを行う為、金融庁（OJK）の事業許可書を得た。

BSIMの取締役社長、Frenky Tirtowijoyo氏がBNSはPT Sinar Mas MultiarthaとPT Asuransi Sinar Masと共にBSMによって設立されたと語った。そのシャリーア事業ユニットのスピンオフは2022年6月14日に株主によって承認された。

「皆の顧客及びBank Sinarmasのシャリーア事業ユニットの運営活動はBank Nano Syariahに譲渡されます。」とTirtowijoyo氏はインドネシア証券取引所（IDX）の情報開示を通じて、述べた。

そのスピンオフに関して、BSIMが注ぎ込まれた資本全額はIDR 510 billionに及ぶ。BSIMはその投資の為、内部資金を使途する。

「シャリーア事業ユニットのスピンオフは当社の財政状態に影響を与えません。」とTirtowijoyo氏は述べた。

2023年6月30日現在、BSIMの総資産はIDR 47.95 trillionを記録された。一方、その自己資本比率は29.38％に留まり、純不良債権比率は2.19％を記録された。 (NR／KR／ZH)