【バンドン】椰子農園業界に従事するアストラグループの子会社、PT Astra Agro Lestari Tbk (AALI)の取締役社長、Santosa氏は2024年11月15日（金）にTempo-IDNFinancialsによって主催されたバンドンの2024年トップCEOインドネシア賞イベントで「防除の害虫駆除用殺虫剤を削減する最も首尾一貫した上場企業の努力」と言う特記を持つザベストCEO賞を貰った。

Astra Agro Lestariに長く務めているSantosa氏は椰子耕作は害虫問題に余儀無く直面すると理解する。しかし、化学的殺虫剤は特に、環境に有害な影響を与えると考慮し、最早唯一の解決策ではない。現在、AALIにとって、それは種の養殖過程や重大な害虫攻撃の場合のみで使用される最後の手段だと考慮される。

AALIの2023年持続可能な報告書によれば、AALIは害虫の個体数を減らす為、捕食天敵を利用する生物的防除法を通じて、防除の為、自然食物連鎖を採用した。例えば、毛虫害虫の防除は天敵昆虫を、齧歯類の防除は梟を利用するなどである。

なお、AALIは害虫天敵用生息地となる植物面積と保護面積を開発した。2023年まで、有益な植物面積を281万m²に拡大し、197万m²の2021年と250万m²の2022年に比べ、増加した。保護面積も増えており、2021年に5,600の面積、2022年に8,200の面積、2023年に10,600の面積に及んだ。

物価が変動したにも拘らず、AALIは首尾一貫した業績を見せた。2023年にパーム油価格が下がった後、業績が回復した。2024年9月まで、収入は前年比、3.8％伸びた。そして、金利、税金および減価償却前利益（EBITDA）は前年比、11.1％伸びた。

TempoとIDNFinancialsによって設立された株式指数であるインデクス52の銘柄構成であるAALIにとってはその賞は新しい物ではない。昨年、バリで行われた2023年トップCEOインドネシア賞イベントでSantosa氏はAALIの好調業績のお蔭で農業のザベストCEO賞をも貰った。 (NR／ZH)