【ジャカルタ】PT Hero Global Investment Tbk (HGII)は2025年1月3日〜7日、新規株式公開を行い、2025年1月9日(木)に株式を上場する。

HGIIは新・再生可能エネルギーに従事する持ち株会社である。現在、北スマトラ州のパルモナガンの2ミニ水力発電所やリアウのウジュン・バトゥの1バイオガス発電所を運営している。

公式ウェブサイトによると、HGIIは58メガワットの水力発電所、8メガワットのバイオマス発電所、10メガワットの太陽光発電所を含め、再生可能エネルギーポートフォリオを拡大する予定である。

引受会社としてPT OCBC Sekuritas IndonesiaとPT UOB Kay Hian Sekuritasによって支援され、HGIIは一株当たりIDR 200で13億株を発行し、新規株式公開を通じて、IDR 260 billionの資金を得る可能性がある。

再生可能エネルギーポートフォリオを拡大する予定通り、HGIIは北スマトラ州で25メガワットの水力発電所を開発する為、PT Siantar Sitanduk Energi (SSE)と言う子会社に新規株式公開の収益の66.82%を割当てる。

なお、新規株式公開の収益の31.45%は北スマトラ州で10メガワットのミニ水力発電所を開発する為、PT Multiprima Hidro Energi (MHE)と言う子会社に割当てられる。

「約1.73%は当社グループの本業活動を支援する為、運転資本として使途されます。」とHGIIの経営陣は新規株式公開の趣意書を通じて、述べた。

IDNFinancialsのデータによると、HGIIは日本投資家、四国電力の注目を引いた。四国電力はHGIIの新規株式公開後、一ヶ月までにSEP International Netherlands B.V. (SEPI)と言う子会社を通じて、HGIIの25%株を購入すると報告される。

2024年6月現在、HGIIの総資産はIDR 727.9 billionを、純資産合計はIDR 469.6 billionを記録された。そして、収入はIDR 56.5 billion、前年比、6.1%僅かに低下したが、純利益はIDR 26.3 billion、前年比、22.3%伸びた。 (NR/ZH)