研究︰ARPUは減、電気通信会社の株式は未だ、魅力的?

【ジャカルタ】PT Ina Sekuritas Indonesiaの研究結果報告によれば、インドネシアの電気通信部門は2024年第3四半期にIDR 40.9 thousand、四半期比、4%又は前年比、5%減少したARPU(顧客1人あたりの平均売上げ)を併せて記録した。
PT XL Axiata Tbk (EXCL)はIDR 41 thousand、四半期比、ほぼ7%大幅に低下したARPU(顧客1人あたりの平均売上げ)を記録した。それは増える携帯電話データ利用数が原因だと考えられる。
そして、国営企業、PT Telkom Indonesia (Persero) Tbk (TLKM)の子会社、PT Telekomunikasi Seluler (TSEL)はIDR 43.1 thousand、四半期比、4%低下したARPU(顧客1人あたりの平均売上げ)を記録した。一方、携帯電話データ利用数は4.4%伸びた。
なお、PT Indosat Tbk (ISAT)はIDR 37.2 thousand、四半期比、3%低下したARPU(顧客1人あたりの平均売上げ)を記録した。ISATのARPU(顧客1人あたりの平均売上げ)減少はEXCLとTSELのより低かった。それは政府遷移が近付き、減った購買力が原因だと考えられる。
ARPU(顧客1人あたりの平均売上げ)が下落している最中に、電気通信部門の大手会社は未だ、利用者を争っている。ISATは220万名減った利用者数を、TSELは150万名減った利用者数を記録した。しかし、EXCLは100,000名増えた新利用者数を記録した。
その3社の大手企業間の競争が続くだろうと予想される。一方、EXCLとISATは価格を上げたが、電気通信業界は一年一回のみ価格を上げる為、その値上げはかなり限られる。
それらの考えを持つIna Sekuritasは電気通信部門に対して不偏不党に留まる。しかし、EXCL、ISAT、TLKMの株式は夫れ夫れIDR 2,800、IDR 2,900、IDR 3,300の価格目標で購入されるように、勧められる。そのお勧めは2025年にその3社の金利、税金および減価償却前利益(EBITDA)に対する企業価値(EV/EBITDA)が増える可能性をも考慮する。 (NR/KR/ZH)