BTNのローン流通は7.3%増、業績は14.1%減

【ジャカルタ】PT Bank Tabungan Negara (Persero) Tbk (BBTN)は2024年にIDR 357.97 trillion、前年比、7.3%のみ伸びたローン流通を記録した。それに比べ、2023年に前年比、9.1%伸びたローン流通を記録した。
BBTNのアナリスト会議資料によれば、ローン流通全額の78.2%を貢献した補助従来住宅ローン(KPR)はローン流通の最大貢献者に留まった。それはIDR 279.8 trillion、前年比、8.5%伸びた。
しかし、一般的にローン流通が減った結果、純利子所得はIDR 11.73 trillion、前年比、14.1%落ち込んだ。
その低下はIDR 17.85 trillion、前年比、21.9%大幅に伸びた支払利息が原因であった。一方、総利子所得は2024年12月末にIDR 29.55 trillion、前年比、4.5%のみ伸びた。
なお、運営費は前年比、12.1%伸びた結果、引当金前営業利益はIDR 5.90 trillion、前年比、28.7%落ち込んだ。
結果として、純利益はIDR 3.5 trillionの2023年に比べ、2024年にIDR 3 trillion、前年比、14.1%落ち込んだ。
にも拘らず、総資産は2024年末にIDR 469.6 trillion、前年比、7%伸びた。そして、顧客預金はIDR 381.7 trillion、前年比、9.1%伸びた。
当座勘定貯蓄勘定(CASA)はIDR 206.4 trillion、前年比、9.8%伸びた。一方、定期預金はIDR 175.3 trillion、前年比、8.3%伸びた。コストファンドは3.7%の2023年に比べ、2024年に4.1%に微増した。 (NR/ZH)