【ジャカルタ】医療機器の流通・製造持ち株会社、PT Medela Potentia Tbk (MDLA)は2025年3月末に35億株の新規株式公開を通じて、インドネシア証券取引所(IDX)に上場する準備ができている。

新規株式公開の初趣意書によれば、MDLAは発行・払込資本の25%又は35億株を発行する。

2025年3月11日〜17日、ブックビルディング期間中、その株数は一株当たりIDR 180〜一株当たりIDR 230の価格で発行される。それによって、MDLAは新規株式公開を通じて、IDR 805 billionを得る可能性がある。

持ち株会社としてMDLAはインドネシアでPT Anugrah Argon Medica (AAM)、PT Djembatan Dua (DD)を通じて、カンボジアでDynamic Argon Co. Ltd. (DCA)を通じて、医薬製品や医療機器を流通する事を含め、様々な事業に関わっている。

子会社、PT Deca Metric Medica (DMM)を通じて、創傷包帯をも製造し、PT Karsa Inti Tuju Askara (KITA)を通じて、B2B2Cプラットフォームを持っている。

新規株式公開後、その収益の86.4%は貸付及びAAMへの資本注入として、その10%はDMMへの資本注入として、その残り3.6%はKITAへの資本注入として使途される予定である。

初趣意書によれば、公募期間は2025年3月27日〜4月11日、行われる。インドネシア証券取引所(IDX)に上場される日付は2025年4月15日に行われる。

その新規株式公開は引受会社としてPT Indo Premier SekuritasとPT Mandiri Sekuritasが支援され、追加引受会社は後程発表される。 (NR/ZH)